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インシュレーターのテスト [その他]

2017-03-27

インシュレーターのテスト
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付録に付いてきたインシュレーターをテストして大きく音の変化があったので4種インシュレーターを比較試聴してみた。
試聴は、スピーカーの大きさ・重さ・床強度・床からの距離・天井の高さ等の条件で違いがでるので、ある傾向と思って読んで戴きたい。

試聴は、床にインシュレーターを直置きにした場合と床に2.2×300×300mmゴムシート上にインシュレーターを置く2種類で傾向をみた。



インシュレーターの仕様
⑴ レンズ
光学レンズ 寸法 φ37×6.6(頂天)mm  約20g(1個)
点接触になるが、6.6mm厚で充分な高さが取れない。ガラスであるので他の素材に比べて内部損失は少ないと思われる。
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⑵ 黒 檀
寸法 △27×27×24.5mm (直角二等辺三角形)
二等辺三角形の頂点を使うと線接触で三角形面でも使用可能。
黒檀は高密度でその伝達速度・内部損失も適度で、小生のシステムでは最適と予想される。
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⑶ フィンランドパーチ
寸法 □30×30×14.5mm
今回のインンシュレーター中で唯一面で支える。
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⑷ audio technia AT6099
寸法 φ30×17mm 約65g(1個)
耐荷重 5kg(1個当たり)スピーカーの3点支持推奨
4層ハイブリッド 構造と書かれており、真鍮に防振ゴムのダンパーが最初から上下に組み込まれている。
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試 聴
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通常音圧では床とスピーカー間では数μm振動すると考えられる、ここでインシュレーターを介することで振幅が変わり筐体の固有?振動数も変わると考えられる。
よく言われる箱鳴りで、これが音色として感じるのであろう。

インシュレーターの素材・構造・接触面は重要なポイントで使用方法に依っては音を大きく変化させる。
今回のテストで内部損失が適当なフィンランドパーチ&黒檀の木製インシュレーターが小生のスピーカーとのマッチングが良く上手く箱を鳴かしてくれた。

インシュレーターはスピーカーにある固有振動数を発生させ、好みの共振を得る一つのアイティムと感じる。



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