Alpair12p&Ver.6.1の製作 ④ [ATL-Speaker]
2018/02/20
Alpair12p&Ver.6.1の製作 ④
組 立
今回で組立をホボ完了するが、調整・塗りは後日おこないたい。
(12) (11)+②’ 接着
(11)の接着面の僅かな凹凸を鉋・木工ヤスリで平滑化して面出しをする。ここは組立誤差が最大となり、②'との板間に隙間ができ易いが精度良いカットで僅かな修正で済んだ。
接着面にボンドを多目に付けて位置を修正しながらハタガネで押え込む。はみ出したボンドは布等で拭き取る。
スピーカー穴と後ろの調整穴より反対側の吸音材をボンドで接着
(13) (12)に⑦を固定
⑦は可動出来る様にハタガネで固定しておく。
調整予定
ここからが本番でFFTを用いて音圧の平準化を行い、好みの音に細部を変更したいので、下記の手順で調整を予定している。
(a) ⑦と⑧の隙間は、3/4λ・5/4λ・・・の調整用で間隔を変えることである程度の平滑化が出来る。但し、FFTで平らに成ったからと言って好みの音になるわけではない。
(b)(a)と相関があるが、板⑦の角度を変え1/4λの音圧をFFTで平準化すると同時に、容積の調整を行い共鳴管の空振り現象を押え込む。
(c)吸音材で高域の漏れ調整を行う。
プチ試聴
当初システムの目的であった低域を伸ばすことは充分に達成されている。50Hz以下の低域は出過ぎの感もあるが、これから調整で修正する。
Alpair12pはハイコンプライアンス化されたユニットで、音は繊細、且つダイナミックで突然楽器等が眼前に現れる。又、音場は広く3次元的に広がる。
Alpair12p&Ver.6.1の能力を引き出せれば、これまでに無い出来映えになると信じている。
Alpair12p&Ver.6.1の製作 ③ [ATL-Speaker]
2018/02/11
Alpair12p&Ver.6.1の製作 ③
組 立
一気に完成させたかったが、あれやこれやで全てが中途半端になり完成が遅れている。
頑張ってはいるが、歳には勝てない!!!
(9) C部の湾曲加工
前回、問題発生と書いたのは湾曲ラワンにヒビが入ったが何とか修正して使用できた。
当初、湾曲ラワンの積層で考えていたが、変更して土台を作りその上に湾曲ラワンを取り付けることとした。
左が土台の完成。
右が湾曲ラワン合わせこみ微調整をした後、接触部分を接着&ビス固定した。
強度的には殆ど効き目はないと思われるが、湾曲ラワンが3mmなので板振動を考えて空間部にはシリコンを注入した。
⑨にも湾曲ラワンを接着・ビス留めして、内側にシリコンを注入して湾曲部分は完成した。
⑨を本体にビスで取り付け。
(10) ⑥と⑧の穴あけ&アッテネーター・ターミナル等の取付
⑥と⑧にケーブル・ターミナル・アッテネータ等の穴開け。
アッテネーター・コンデンサー等の設置場所が無くを共鳴管内部に付けた、内部の容量が少し減るが妥協した。
コンデンサーは5.1μF、3.3μFを購入、6db/octでカットすると計算上では、
5.1μF → 5200Hz
3.3μF → 8000Hz
並列使用(8.4μF)→ 3150Hz となる。
(11) 吸音材の取付
吸音材を切り出しておいて、片面だけをボンドで接着した。
②’と本体接着後、反対側の吸音材を接着予定。
その他の部分の吸音材の脱着は、再調整時に行う。
本日は、ここまで・・・
加 工
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