SSブログ

Mac mini M1の購入 [MacMini]

2021/01/30

Mac mini M1の購入
今回で4台目のMacMiniとなる。
8年前に購入した、2号機・3号機と次々と動作不良となった。
2号機は突然インジケーターが付かず起動できない状態。
3号機は、Wifiが使えなくなり次にline出力・thunderbolt 出力での音声不良と満身創痍である。
今まで充分活躍して貰ったが、そろそろメインマシンの交代時期かと思ったわけである。
そんな折、M1と遭遇し購入を決めてしまった(ポチッタ)。

外観を比較すると、8年前のMac miniと筐体は殆ど変わらない。
ただ入出力に関しては、相当に少なくなっておりUSBが2本では足りなくなる事も考えられ拡張機能も必要かと思われる。
当面はUSBキーボード脇の2ケのUSBで代用する予定。

mac mini M1.png
上段がM1・下段が2012型

M1のポテンシャルは圧倒的に素晴らしいものがあるのであろうが、小生に取って重要なことは如何に長期間安定して使用できるかである。
その点Mac miniは、今まで常時稼働してその要求を充分に満たしてきた、購入はそのご褒美でもある。


Mac mini M1の購入仕様
今回、購入したMac mini M1の仕様であるが、SSD 1T ・メモリー16g-biteである。
比較的高スペック仕様にしたのは、長期使用を考えての先行投資である。

M1はユニファイドメモリアーキテクチャが採用されており、パッケージ脇にメモリが統合されている。
この為、購入時のみ8Gと16G選択が可能となっている。

スクリーンショット 2021-01-26 6.39.41.jpeg
アップルプレスリリースより

虹色に光っている部分がM1チップ(10mm程度)で、この中に8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineが搭載されている。脇の部分の縦長の2ケがDRAMである。

又、高速SSDも同様にオンボードタイプで、これも購入時のみ変更可能である。
8年前のMac mini SSD(1T)の使用量は、500GB程度なのでこの作業領域も充分と判断した。
尚、データ量が増えた場合、時間は掛かるが外部ストレージに置く予定。


アプリケーションの移行
実際の立上げ・移行は、Time Machine(HDD)からSSDへ約500GBで3時間程度掛かった。

M1ではアーム設計のアーキテクチャーに変わった為、インテルMPU用に書かれたソフトウエアをそのままでは実行できず、一度ロゼッタ2(コンバートアプリケーション)で翻訳する必要が出てくる。
ロゼッタ2なんてネーミング洒落てるね!!

であるので通常ソフトは殆ど支障なく動作出来ると言って良い。
殆どと書いたのは、アプリケーションが開発段階で完全ではない部分もあるからで、今後のアップデートとM1ネイティブが増える事を期待して、M1をメインとして使用するつもりである。

今までパソコンの流れからでWindowsマシンを併用して来たが、その中で汎用ソフトとしてExcelとWordがWindows上に残ってしまった。
Macでも同機能の付属アプリ(NumbersとPages)があり、ファイル変換が可能である。
NumbersとPagesの慣れは必要であるが、通常の表計算・文書管理ならば問題なく使用できる。
この事からWindowsマシンは、小生の範疇から遠のくと考えている。



熱処理の問題
現在まで4台のMac miniを使って来た感想として、10年前の物はやたらと熱を発するMPUで夏になるとファンが回りぱなしであった。又8年前のCORE i7も若干の熱処理に関する問題は残っていた。

それではM1はと言うと、MPUからの熱問題は皆無と言って良い。
季節も冬であり、筐体の上面を触っても熱を感じず、冷却ファンは一度も動作していない。
市販品の故障原因で最も多いのは、MPUの冷却が間に合わず熱ダメージで壊れてしまう物が多いのではないかと思っている。
その点M1は大変優秀で長期使用に耐え得ると思われる、又消費電力も相当に少なくなると考えられ、常時稼働でもOKと考えている。
デュアルデスプレィーで使用しているが、問題点は今のところ皆無で快適に動作している。

今後OSのサポートが続けばライフサイクルは長いと考えている。



M1の考察
素人がこんな事を書くとお怒りになる方が多いと思をれるが、雑感であるのでお許しを。

M1これはiphone・ipadの流れから来たと書かれている。
大昔のCPUはバスを増やすことでスピードアップをして来た、その後キャッシュメモリー、GPU、その他の物をボードで作り バスを通してのデータのやり取りをして高速化を計って来た。
現在のMPUでも単純計算等は充分なスピードが出るに至った。
ではデータ処理で膨大な物は何かと言うと画像処理を如何に早く行うかに帰結したのであろう。
この結果、巷のM1評価では4K画像を如何に早く処理できるかを競っている様である・・・

ここ10年、コンピューターチップの細線化処理の進化は止まったと思ったがM1チップの出現で新世代の方向性が見えたような気がする。
ハード的には5nmの最先端加工が使われているらしい。
10数年前は20nmが線幅の限界と言われていた。併しながら、EUV(Extreme Ultraviolet)極端紫外線のステッパーの出現で3nmの線幅も近い将来描ける日がくるのであろう。
現代テクノロジーは、トンネル効果を克服した技術が出現した様に思える。
今後も開発競争が続き、超高速処理が出来るデバイスが出現する日も近いのではと考えたりもする。

M1はその布石であり、その第一歩を踏み出した感じである。


    Bye



にほんブログ村 PC家電ブログへ にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへにほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ

nice!(16)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。