Alpair12pwで考えるVer.6.1 [ATL-Speaker]
2018/05/29
Alpair12pwで考えるVer.6.1
Alpair12p&Alpair12pwの周波数比較
公表されている両ユニットの周波数特性表をZ軸のdbと周波数レンジ幅を同レベルになるように補正したのがFig.1である。
Fig.2は仕様である。
Alpair12p & Alpair12pw frequency
Fig.1
Alpair12p & Alpair12pw Spec.
Fig.2
Alpair12p & Ver.6.1
Fig.3
Alpair12P & Ver.6.1の近況
Fig.3は前回取ったFFTである。その後、裏板の調整・吸音材の増量等で小生には粗満足できる音と成っているのであるが、物理特性として80Hzの位相反転は納得できるが、Alpair12p&Ver.6.1の100〜150Hzの落ち込みが解せなかった。
これは初動調査の見落としで、Z軸のメモリ間隔が20dbきざみの表示であり、Alpair12pwに合わせ補正をかけて表示するとFig.1の様になった????
補正後のAlpair12pの周波数特性を見ると180Hz付近から落ち込みが始まっており、それも急峻に減衰していたので100〜150Hzの落ち込みも理解できた。
Alpair12pwに触手が・・・
Alpair12pwは発売当初から知っていたが、共鳴管にウーハーは鼻から不向きと調査もしなかったが仕様を見ると・・・
エェ行けんじゃん!!
Alpair12pw(Qts=0.393)でAlpair12p(Qts=0.285)より共鳴管には、向いている感じ!
12pwを用いれば、180Hzからの減衰も避けられそうである。
12pの開発で延長線上に12pwが産まれたことは形状からも判る、コーン紙を僅かに(15%)重くして磁気調整のカット&トライで産まれたのであろう。
このユニット、ウーハーと称しているが10kHz迄伸びているので期待が持てるが・・・
実際に試聴すると、中域以降のレスポンスが悪くフルレンジとして使えない場合も考えられる。
ここはチョット心配であるが、秘伝の垂れとしてマグネットの追加も考えられる。又共鳴管の過渡特性も良いことから上記の問題も乗り越えられるかもしれない?
試聴にでも行ってくるか?
と夢見る爺々なのである!
2018-05-29 13:01
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