ATL-speaker Ver.2の設計変更と板取 [ATL-Speaker]
2012/06/30
ATL-Speaker Ver.2の設計変更と板取
Fig.1
シミュレーション
W4-927SEでのシミュレーションのL=130cmは、Ver.2とで変わらないが、r1=9.0cm、r2=5.0cmの仕様変更を行なった。 シミュレーション結果は、前回のVer.2と略同じである。又、Alpair7v3でも非常に良い結果を得ている。
設 計
① 設計は、シミュレーションで求めたL=130cmと r1=9.0cm,r2=5.0cmの断面積を計算しエクスポネンシャルカーブの指数部のパラメータを振り、Fitting of numeric data で Exponential cross-sectionを求めた。
② 製作するATLの断面積が、Exponential cross-sectionでReal cross-sectionに近い板位置を考えa~gを決めFig.1を描いた。
この時、ATL-speaker Ver.2 cross section graph の赤線と黒線を見ながら経験値(勘??)を含めa~g決めた。
③ 折返し点のd は、5.0mm計算値より大きくとった。
Fitting of numeric data
ATL-speaker Ver.2 cross section graph
仕 様
板 材 ロシアンパーチ(15mm厚)
サイズ 幅17.0cm(底板:27.0cm)
奥行き24.3cm(底板:30cm)
高さ:100.3cm
内 寸 幅14.0cm
a=18.2cm, b=15.1cm, c= 8.0cm, d= 7.8cm
e=6.7cm, f=g=5.6cm
目標最低域 50Hzまでフラット
使用可能なスピーカーユニット
W4-927SE,Alpair7v3, W4-1320SJ,W4-930SG, etc.
パーツリスト
板 取
板材&カット
今回も米屋材木店さんにボード(ロシアンパーチ4×8)&カットの見積もりをお願いした。
納期は3〜4週間とのことです。
参考Blog
Acoustic transmission line(Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Acoustic_transmission_line
自作スピーカー設計プログラム
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/index.htm
米屋材木店
http://yoneyazaimokuten.com/
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