Audirvana Plus の Version upgrade [MacMini]
2012/06/02
Audirvana Plus の Version upgrade
MacMiniでAudirvana plus の近況としては、数回のversion upgradeがなされ v.1.3.5となっている。
主な変更箇所
(1) ソフトの大幅な見直しでメモリー消費が抑えられた
ソフト変更後のメモリー使用量が大幅に減った。
上のアクティビィティ モニタは、システムメモリー8Gで切れ目の無いCD一枚をコンバートしたものである。
この状態では、下段の円グラフでは赤と黄の部分が半分に達していない。 このことから、4Gでも システムメモリーからHD へのスワップは起こらず、音の途切れ現象はないと考えられる。 以前のBlogで8Gを推奨したが、システムメモリーを4Gに戻してのCD再生では全く不都合は生じていない。
ソフトの書き換えでメモリーの大量消費を抑えられるなら早く行って貰いたかった!!
マァ、メモリーは、大きいに越したことは無いが・・・
(2) DSD ファイル音源を収納可能と成った
現在インターネット配信されたDSDを再生出来るが、DSD用のDACが必要で環境整備が待たれており次世代の音源と感じる。
DSD ファイルは、SACD のフォーマットと同等ということだが、まだ簡単にはSACDを取り込むことは出来ないようだ・・・
今後DSD再生時のメモリー消費のチェックも必要であり、システム全般の見直しを迫られる時にDSD使用を考えたい・・・
(3) ダイレクトモードのβ版のリリース
Mac OS X v10.6 Leopardでは、Audirvana のインテジャーモードを使用できたが、Mac OS X v10.7 LionになってからOS変更で使えなくなっていた。今回β版だが、ダイレクトモードが追加され、インテジャーモードも復活して使用出来るようになった。
a. ダウンロード
ダウンロード先は、http://audirvana.com/?page_id=216 から、Download Audirvana Plus BETA with Direct Mode のページの一番下の "I fully agree with above terms" を押し、ダウンロードとインストールをする。
インストールしAudirvanaを再起動すると、画面上にDirect Mode Integer Modeが追加される。
b. 設 定
設定は、下記の通り
File menu→Preference→Audio System→Direct Mode→On & Integer Mode→On
この状態で、Audirvana plus を再起動するとプレーヤー上にINTが表示される。
試 聴
Version upgradeすると元に戻れない為、音の詳細な比較はできない。 しかし Version upgradeの度に音質改善がなされたことは事実で、誇張されたところが無く、より自然な音になった。
Direct Modeの試聴では、HP-A3 を使いOSX v10.7の64bitモード、Direct Mode Integer Mode 双方をOnの状態で行った。
見通しが良く一皮むいた感じの鮮度の高い音であるが、反面厚みもある。
初めは高域中心の変更かと思ったが、良く聴くと低音も確りと再生されている。
臨場感豊かで一度聴いたら戻れない、深夜まで次々に曲を選んでは聴き込んでしまった。Direct Modeは、Audirvanaの最強ツールである。
コンピュータオーディオのソフト開発は恐ろしいスピード感があり、β版と言えども完成品に非常に近く、ここまでやるかと思わせる。 Good jobである!
Direct Modeは、Audirvana plus購入者の必須アイテムである!!
Audirvana Download
The 15 days full featured trial version
http://audirvana.com/
コメント 0