2009-04-11
セレクターボックスの作成
セレクターなど作らず買った方が安いのではと考えたが、1chのみ可変出力が出来るボリューム付きを作った。
セレクターボックス
セレクターボックス 背面
部品の購入&予算
①ケース(TAKACHI TD9-12-4B 85×35×120)×1
②ロータリースイッチ(死蔵品)×1
③ボリューム2連×1
④ノブ×2
⑤RCAジャック×8
⑥ケーブル
予算 ¥4,000-(工具含まず)
作成手順
1.シャーシの加工
2.仮組み&部品の実装
3.ロータリスイッチ&ボリューム&RCAターミナルのハンダ付け。
4.導通チェック→完成。
シャーシ加工
ケースの穴開け加工は、真空管アンプ同様一番時間のかかる仕事である。今回のシャーシはダイキャスト2mm厚のタカチ製で加工は比較的簡単であった。
1.ケース上に鉛筆で位置決め印を付ける。
2.印上にポンチを打つ。
3.ドリルをポンチに合わせ穴開け、穴開けは小さい穴より大きくする方が中心がでる。
4.ある程度の大きさになったら、リーマーで大きさ調整をして終了。
前 面
背 面
仮組み&部品の実装&ハンダ付け
1.ここで仮組みを行い、部品等の間隔を微調整する。
2.ハンダ付け
3.配線(導通)チェック
4.繋ぎ込み
結 果
1.切替時のノイズはない。
2.音質劣化は殆ど感じられない。
3.チューナー用に2連ボリューム50kΩを入れたが、規格を調べないでいい加減な抵抗を選んだ為、充分に絞り切れない。後日2連ボリュームを交換する予定。いつもいい加減なジジーである、反省!!!
タカチのケース
ここではタカチのケース(TD9-12-4B)について触れてみたい、ケースは2mm厚のダイキャストで出来ており振動には非常に強く感じる。HDのケースで使われているように、アルミダイキャストは内部損失が大きく振動に強い。ケースを叩いてみてもゴツゴツと吸収される音がでる。又加工が比較的楽で綺麗に仕上がる。良いこと尽くめに書いてしまったが、価格が高いのはマイナス点である。
適当なサイズがあれば、このダイキャストケースで死蔵アンプとなっている、Ver.2(6AK5+6BM8)を解体して6J1P(6AK5)+6BM8の超三結アンプを作ってみたい。
追 記
二連ボリュームであるが、後日ハンダミスが確認され現在は正常動作している。
2009-04-11 13:54
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