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タダで測定2 [音響測定]

2009-03-08

タダで測定2
試聴位置 ピンクノイズ
3,5-Ls-NY-Pink.gif

試聴位置 ホワイトノイズ
3,5-Ls-NY-1m-White.gif

無音状態
3,5-Ls-NY-無音.gif

今回のスペクトラムアナライザー の紹介
今回のFFTは、長野 隆(ながの ゆたか)氏のFree softを使用させて戴いた。
このソフトはスペクトラムを棒グラフ状に表示しているので非常に見やすい、又時系列に表示も出来る。このソフトに、ピークホールド又は平均化の機能があれば『鬼に金棒』なのであるが・・・。

長野 隆氏 NY Spectrum Analyzer
http://park1.wakwak.com/~y-nagano/Programs/Spectrum/


スーパースワン+FE88ES-Rの測定
ピンクノイズとホワイトノイズをスーパースワン+FE88ES-Rから出力させ測定してみた。 このスペクトルの小生なりの見方としては、時系列表示(表示下部)の色変化(強度変化)を読み取り自分なりに頭の中で平均化して考えた。
試聴位置でのスペクトルで100Hz付近は凹みがある、これはバックロードのクロスオーバーの部分か?又スーパースワンはロード終端の開口部が後ろにあるので壁からの距離を最適化しないと充分なロードがかからない?
500Hz・1kHz付近にディップがある、これは部屋の定在波を疑っている。8kHz以上は無視した。相対的に見て、試聴位置での音は低域が充分出ていないことが判ったが、聴感上は低域が足りないとは思ったことはない。ホワイトノイズで見ると3〜6kHzが盛り上がっているのは、スピーカがエージング中でいずれ平滑化すると期待している。
実際このFFT測定では、止めた時の値を表示するため瞬間に出たスペクトルにも関わらず視覚的に強く捕らえてしまう。スペクトルの平均化をすれば、実際はもっと平らな分布をしていると思っている。
使用したマイクの周波数特性は相当に悪いと思っている。調査をした結果、高感度の測定用マイクでない限り20kHzまでは苦しいことが解った。ということで小生のいい加減な測定では7kHz以上は殆んど当てにならないことが判明した。この測定でも8kHzでディップが出ているがこれはマイク特性と考えている。軸上1mでの測定では、8kHz付近のディップはないはずであるが、FE108E∑&FE88ES-R双方とも左右に同じようなディップがある。これは明らかにマイク特性であると勝手に決め付けた。今後の測定は7kHz程度までとし、あとは人間の耳(小生の愚耳)での感覚で行なう。
今回の測定で解ったことは、部屋の特性なども考えたスピーカのセッティングが必要なことである。エージングが終わり次第、FFTを使って再セッティングを行いたい。

雑 感
小生が望む測定とは、精度の高い定量測定をしたい訳ではなく、定性的な判定が出来ればよいのである。 そのスペクトラムで、自分のオーディオをある程度判断できればよいのであって、無響室に入れてスピーカを追求する訳ではない。あくまで気持ちよく映像を見て聴ければ良いのである。
ここで良質なマイクを求め放浪の旅をするのでは、これでは本末転倒である・・・。
今回・前回の測定で、スピーカと部屋の傾向がある程度わかり、小生の意図とした定性的結果は得られた。 『タダの測定』・『タダの測定Ⅱ』での結果は満足すべきであり、今後の課題も見つかった。
しかし、FFTにあまり深入りしたくな~い!

左、スピーカ軸上1m ピンクノイズ
3,5-L-NY-1m.gif

左、スピーカ軸上1m ホワイトノイズ
3,5-L-NY-1m-White.gif

右、スピーカ軸上1m ピンクノイズ
3,5-R-NY-1m.gif

右、スピーカ軸上1m ホワイトノイズ
3,5-R-NY-1m-White.gif

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