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Stereo紙付録LXU-OT2の試聴 [MacMini]

2013/2/6

Stereo紙付録LXU-OT2の試聴
IMG_8792.png

音楽友の社、Stereo 2013年1月号¥2,800-を購入した。
雑誌の ”おまけ" でラックスのLXU-OT2(USB-DAC)付である。 基盤を設計して、部品を実装した製品を付けるなんて考えられな~い。
現代は、物の値段をどのように決めているのか分からない時代である。


MacMiniに取付・設定
MacMini+Audirvana plusで接続をしてみた。ハードの接続は簡単で付属のUSBケーブル(LUXMAN製)でMacのUSBからLXU-OT2のUSB(B型)に繋ぎ、RCAの出力ラインを繋げば終了である。電源供給もUSBケーブルから行われる。

次にMac用オーディ オプレーヤーAudirvana plus の設定変更を行う。
Audirvana plus → Audirvana Preferences → Audio Device → Preferred Audio Device を選択するとLUXMAN LXU-OT2が認識されるので、これに変更する。
Active Audio Deviceでサプリングレートが48kHと確認されれば設定は終了。


LXU-OT2を見て
DACは TI 社の PCM2704 が搭載され、サンプリング周波数は 16bit/48kHz まで対応している。又OPアンプはJRCの4556AD/4558Dが付いている。
出力は、ボリューム付きヘッドフォンとライン(RCA)の2系統が使用できる。又加工すれば、光デジタル端子が追加できる設計となっている。
突起物を含めた外形寸法は、W94 × H30.3 × D90.7mmである。

基盤だけの殆ど裸状態なので、振動・電気的外部ノイズには弱いと思われケースの作成を考えている。又RCA端子が縦に付いているのは精神衛生上良くない、な~んて勝手なことを言う・・・

IMG_8778.png
写真のボードの他にUSBケーブル、足、透明プラスチック簡易カバーが付いている。



LXU-OT2の試聴
適当なヘッドフォンを持ち合わせていないので、LINE出力のみで試聴した。先ずノイズのチェックをしてみたが殆ど感じられないレベルである。
第一聴は、ちょっと雑な音が出てきた。
エージングが必要なのか、部品の吟味が足りないのか、基盤ノミなので質量不足の為か、原因を考えると沢山考えられるが・・・

ということで、お決まりのOPアンプの変更で、どの程度の変化があるかを確かめてみた。
Line側のOPアンプを変更して試聴、オリジナルのOPアンプにはJRC NJM4558DACが付いている。これをOPA2604とOP275で試聴、これらのOPアンプの違いがはっきりとでた。
と言うことは、 ”おまけ” にしては優秀な設計であることが分かった。
ただ、HP-A3と比較すると音は荒削りである。 あくまで雑誌の付録なので、部品コスト・設計時間・詰めが、充分でないことは認めるところである。

しかしながら、LXU-OT2は意図的に開発し残した部分があり。 ポテンシャルは、まだまだこんなものでないと言わんばかりに改造を求めている、そんな製品でもある・・・




参考資料
Stereo 2013年1月号





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ZZA700

オペアンプとコンデンサを色々と組み合わせて行くとしばらく楽しめそうですね。私はOPA2604の音が素直で好きなんです。コンデンサはPanasonicのフィルムが総じて良い音を奏でますよ。いずれも私個人の趣味嗜好によるものかも知れませんが。ご参考まで^^
by ZZA700 (2013-02-06 22:43) 

Sasha

ZZA700様
ご助言ありがとうございます。
さて改造の件ですが、私としては先ずケース、その後コンデンサーの一部変更を考えています。
最近のフィルムコンは随分小さい物がありビックリしています。
全ては時間あればの話ですが・・・  頑張ります!!

by Sasha (2013-02-07 08:11) 

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