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Mac mini M1のその後 [MacMini]

2021/06/12

Mac mini M1のその後


Bluetoothの問題点
Mac mini M1 非常に良くできたデバイスであるが唯一の問題点として、Bluetoothの不具合がある。
この問題は、10年以上前のMac Mini にも同様の問題が起きたことがあった。
立上げ時に操作していないのにパスワードに文字が自動的に打ち込まれたり、文字の入力ができなくなる等色々なことが起きたが、その後のパッチで直ったと考えている。

M1 Mac mini の場合、どんなBluetoothデバイスを繋ぐかで変わる様である 。
小生の場合JBLの小型スピーカー・既存のMac純正マウス・キーボードを繋いだが、スピーカーが切れることが多発した。又マウス(Magic Mouse )&キーボード(Magic Keyboard)も遅くなり切れる。 面白いことに、Track Padを使うと問題なく動作するのである。
今回も修正を待っていたがその後のアップデートでは直った気配は全くない。
もしBluetoothのハードの問題ならば手の打ちようがない・・・

Macのサポートに電話を入れて聞いたところ、何かの割り込みが入ってきた時に止まるとの事。
これが電子レンジ等の電磁波漏れならば比較的簡単に分かるのであろうがその様な操作をしたことは無い、一つ考えられることは携帯電話等の電波基地による影響である、何故かと言うと起こる時間帯が朝・夕の限られた時間帯である事である。
外乱による不安定さがウイークポイントの様である、Bluetoothに割り込みが入った後タイミングが合わないのではないか???
ともあれ根本原因はMac Mini側にある様である。


Bluetoothの簡易的対策
Macのデバイスを諦め、なるべくBluetoothを遠ざけた周辺機器を選んだ。

1.Mac Mini用ドッキングステーション
M1Mac MiniではUSBポートが少なく、拡張バスを購入した。
USB接続が増えた場合、2ポートでは足りないからである、又HDD&SSDを1台追加することが可能となる。
IMG-1891.png


2.マウス&キーボード
無線マウス(logicool MX Anywhere3)マウスを購入、Bluetooth接続を回避し専用ドングルで動作させている。
キーボードはKeychron K1である、10キー付き日本語キーボードでメカニカルキーを選択した、キータッチが非常に良い。
このキーボードの選択理由として、もしBluetoothの問題が起きてもライン接続もできるからである。現在Bluetooth(ver.不明)接続での問題は起きていない。
IMG_1885.png


3.スピーカー
JBLスピーカー(FLIP5)をBluetooth(5.0対応)接続した。
IMG-1889 .png


結果的には、旧Mac用周辺機器のBluetoothは簡易的に繋がるが、接続が安定しない。
よくよく考えてみるとBluetoothの仕様が、MacMini(M1)5.0でMacMini(2012)4.0からVersion Upして行ったことが原因かもしれない。又はBluetoothに対して2種類のVersionの周辺機器が繋がれた場合に起きる様である。   
本質的改善ではないが、以上の対策で大きな問題はなく動作している。

 散財の日々が続いている!


    Bye



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Mac mini M1の購入 [MacMini]

2021/01/30

Mac mini M1の購入
今回で4台目のMacMiniとなる。
8年前に購入した、2号機・3号機と次々と動作不良となった。
2号機は突然インジケーターが付かず起動できない状態。
3号機は、Wifiが使えなくなり次にline出力・thunderbolt 出力での音声不良と満身創痍である。
今まで充分活躍して貰ったが、そろそろメインマシンの交代時期かと思ったわけである。
そんな折、M1と遭遇し購入を決めてしまった(ポチッタ)。

外観を比較すると、8年前のMac miniと筐体は殆ど変わらない。
ただ入出力に関しては、相当に少なくなっておりUSBが2本では足りなくなる事も考えられ拡張機能も必要かと思われる。
当面はUSBキーボード脇の2ケのUSBで代用する予定。

mac mini M1.png
上段がM1・下段が2012型

M1のポテンシャルは圧倒的に素晴らしいものがあるのであろうが、小生に取って重要なことは如何に長期間安定して使用できるかである。
その点Mac miniは、今まで常時稼働してその要求を充分に満たしてきた、購入はそのご褒美でもある。


Mac mini M1の購入仕様
今回、購入したMac mini M1の仕様であるが、SSD 1T ・メモリー16g-biteである。
比較的高スペック仕様にしたのは、長期使用を考えての先行投資である。

M1はユニファイドメモリアーキテクチャが採用されており、パッケージ脇にメモリが統合されている。
この為、購入時のみ8Gと16G選択が可能となっている。

スクリーンショット 2021-01-26 6.39.41.jpeg
アップルプレスリリースより

虹色に光っている部分がM1チップ(10mm程度)で、この中に8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineが搭載されている。脇の部分の縦長の2ケがDRAMである。

又、高速SSDも同様にオンボードタイプで、これも購入時のみ変更可能である。
8年前のMac mini SSD(1T)の使用量は、500GB程度なのでこの作業領域も充分と判断した。
尚、データ量が増えた場合、時間は掛かるが外部ストレージに置く予定。


アプリケーションの移行
実際の立上げ・移行は、Time Machine(HDD)からSSDへ約500GBで3時間程度掛かった。

M1ではアーム設計のアーキテクチャーに変わった為、インテルMPU用に書かれたソフトウエアをそのままでは実行できず、一度ロゼッタ2(コンバートアプリケーション)で翻訳する必要が出てくる。
ロゼッタ2なんてネーミング洒落てるね!!

であるので通常ソフトは殆ど支障なく動作出来ると言って良い。
殆どと書いたのは、アプリケーションが開発段階で完全ではない部分もあるからで、今後のアップデートとM1ネイティブが増える事を期待して、M1をメインとして使用するつもりである。

今までパソコンの流れからでWindowsマシンを併用して来たが、その中で汎用ソフトとしてExcelとWordがWindows上に残ってしまった。
Macでも同機能の付属アプリ(NumbersとPages)があり、ファイル変換が可能である。
NumbersとPagesの慣れは必要であるが、通常の表計算・文書管理ならば問題なく使用できる。
この事からWindowsマシンは、小生の範疇から遠のくと考えている。



熱処理の問題
現在まで4台のMac miniを使って来た感想として、10年前の物はやたらと熱を発するMPUで夏になるとファンが回りぱなしであった。又8年前のCORE i7も若干の熱処理に関する問題は残っていた。

それではM1はと言うと、MPUからの熱問題は皆無と言って良い。
季節も冬であり、筐体の上面を触っても熱を感じず、冷却ファンは一度も動作していない。
市販品の故障原因で最も多いのは、MPUの冷却が間に合わず熱ダメージで壊れてしまう物が多いのではないかと思っている。
その点M1は大変優秀で長期使用に耐え得ると思われる、又消費電力も相当に少なくなると考えられ、常時稼働でもOKと考えている。
デュアルデスプレィーで使用しているが、問題点は今のところ皆無で快適に動作している。

今後OSのサポートが続けばライフサイクルは長いと考えている。



M1の考察
素人がこんな事を書くとお怒りになる方が多いと思をれるが、雑感であるのでお許しを。

M1これはiphone・ipadの流れから来たと書かれている。
大昔のCPUはバスを増やすことでスピードアップをして来た、その後キャッシュメモリー、GPU、その他の物をボードで作り バスを通してのデータのやり取りをして高速化を計って来た。
現在のMPUでも単純計算等は充分なスピードが出るに至った。
ではデータ処理で膨大な物は何かと言うと画像処理を如何に早く行うかに帰結したのであろう。
この結果、巷のM1評価では4K画像を如何に早く処理できるかを競っている様である・・・

ここ10年、コンピューターチップの細線化処理の進化は止まったと思ったがM1チップの出現で新世代の方向性が見えたような気がする。
ハード的には5nmの最先端加工が使われているらしい。
10数年前は20nmが線幅の限界と言われていた。併しながら、EUV(Extreme Ultraviolet)極端紫外線のステッパーの出現で3nmの線幅も近い将来描ける日がくるのであろう。
現代テクノロジーは、トンネル効果を克服した技術が出現した様に思える。
今後も開発競争が続き、超高速処理が出来るデバイスが出現する日も近いのではと考えたりもする。

M1はその布石であり、その第一歩を踏み出した感じである。


    Bye



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アナログレコードの試聴 [レコードプレーヤー]

2020/08/27

アナログレコードの試聴

IMG_0593.jpg
レコードプレーヤーの修復も終わり、久しぶりにLPレコードを聴き同CDと比較してみた。
LPと言っても120枚程度しか持っていなく淋しいものである、近年良質のLPを探すのは大変で中古LPではノイズが気になってしまう・・・



試聴したLP&CD
La Folia
IMG_0601.jpg素晴らしい録音で存在感が凄い、そこに楽器等が在るかのような表現力がある。
情報量も非常に多く、細部の見透視が良い。又アコースティック楽器の響も素晴らしい。
何と言っても音の立ち上がりは凄いものがある。B面に鞭の音が入ったセクションで ’バシー!’ 犬もびっくり飛びだしてきた。
同CDを持っていたので聞き比べたが、このLPの鮮度は圧倒的に高い。
音楽的には好きではないが、LP録音はすばらいいのでたまには聴きたい一枚。




Waltz for Debby
IMG_0610.jpgこちらもCD・LP両方があったので聞き比べた。
ビル・エヴァンス トリオの代表作でベースの響きでシステムの判定が行われることが多い。
CDでは音がまとまる傾向にあるが、ベース等の低域エネルギーの大きい部分はLPと同等か寧ろ優れている。 
他方、LPの方は僅かに線が細く感じるが、奥行き・広がり・立体感があり、分解能が高く臨場感豊かである。
ベースの低域に関しては、弾むような独特なセッションがあるが、充分に沈みこみ低域再生が行われている。

音マニアの話であるが、Waltz for Debby中に地下鉄のドーという40Hz付近の低周波が数多く入っているとの事、その音が出ているかのチェックしてみた。
色々な場所で聴けるようであるが、Some other timeが始まって15秒後に入っている地下鉄音でLPとCDで比較してみた、確かに40Hz付近の低音は入っており、CDよりLPの方が音圧が大きく聞こえた。



今回、偶々同じCDの聴き比べをしてしまったが、最新機材で同条件の製作工程で作られたLP・CDを比較すれば良いのであろうが、同曲・同ミュージシャンでもLP・CDでの音質比較することは難しいと感じた!!



雑 感
LPではスピーカーのfo付近の低域でコーン紙が大きく揺れる。これはLPの撓みが原因と思われるが、超低域の音楽信号をLPに入れられる可能性もある。小生のように低域重視の視聴の場合、自然な重低音が入るLPは、最高の媒体と考えている。
LPとCDの音質の違いをと問われれれば、LPのスポンテニアスな音は疲れを全く感じさせないし、3次元的表現が得意である。LP全般的に言えることであるが、圧縮された部分がなく音のリニアリティーが良い。
情報量は、LPの方が許容量は多くCDに勝る。

古くはエジソンの蓄音機から現代はコンピュータ音源と進歩?して来たわけであるが、最近の音源はクロックノイズで音を汚していると感じる場合が多く、人間はその音の違いが聴こえてしまうから達が悪い。
コンピュータ音源よりもCD、CDよりもLPの方が付帯音が少なく感じる。
反面、LPの音を聞くまでの作法が非常に面倒で片面15〜20分で終了してしまう。又、アナログ再生には、プレーヤー・カートリッジ・アーム等の機械部品、カートリッジ結線ケーブル・プリアンプ等の電気系が必要でその品質に寄っても大きく音が左右される。その出費も相当なものになる。
ということで、C/Pは圧倒的にCDがよい!

小生のシステムで聞く限り好みはLPであるが、CD作成もここ10年の録音技術/圧縮技術の進歩は目覚ましく音質的にも飛躍的に良いものが多く出されている。
クロックノイズ等を考慮に入れても、CDの利便性は捨て難いものがある。


改造OTTOプレーヤーについて
改造箇所は、筐体の強化・軸周りの剛性アップ・電源部を別途ボックスに収納、詳しくは10年前に書いたTP-L50の改造を参照(本文左のマイカテゴリ→レコードプレーヤーから)。
120極ACモーターを使用して、最小限のトルクで回している。その為、コギングは他のダイレクトプレーヤーに比べ圧倒的に少なく、理想に近い形と考えている。
超強力モーターでぶっちぎる音は出ないが、音の滑らかさは最高である。


再生装置
レコードプレーヤー
 モーター    OTTO製 120極ACリニアモーター
 軸受け     OTTO製 ベース強化
 アーム     Pro-Ject カーボンファイバーアーム
 カートリッジ  DENON  DL-103
CDプレーヤー   DENON  DSD-S10Ⅱ
         (光出力ーPMA-2500NEのDAC使用)
アンプ      DENON  PMA-2500NE
ケーブル     BELDEN 8470
スピーカー    自作共鳴管(Ver.6.1)
 スピーカーユニット(Alpair12pw+CORAL H105)
 

  それでは Some other time!





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Alpair5v3をVer.4.1で試聴 [ATL-Speaker]

2019/07/10

Alpair5v3をVer.4.1で試聴

IMG_1210.jpg
Alpair5v3


フィディリティムサウンドさんを訪問
フィディリティムサウンドさんに10ヶ月ぶりに友人と2人でお邪魔しました。
この友人にAlpair5v3とATL(Acoustic Transmission Line)の組合せがベストマッチングではないかと言われ、試聴の為にエンクロージャー(Ver.4.1)持参での訪問となりました。
その根拠としては、ユニットとエンクロージャー双方がコーン紙に掛かる余計な力を極力少なくした自由度の高い構造をしているとのこと・・・
方向性は同一ですが、結果が吉と出るか凶と出るか半信半疑での訪問でした。

そんな我われを社長さんは心良く迎えてくれました。



2019-07-05 13.34.171.jpg
Alpair5v3&Ver.4.1(中央灰色)

試 聴
早速、Ver.4.1にAlpair5v3を付け試聴に入りました。
取付けたユニットは充分にエージングの掛かったユニットで、初っ端から素晴らしい音!
音質はエッジの立った分解能の高い音で綺麗な余韻が残る、空間表現力が素晴しく音の前後感が上手く表現できる。
Alpair5v3はハイコンプライアンスの頂点を極めた小型フルレンジユニットで、背圧の非常に少ない箱で鳴らすと驚くようなハイパフォーマンスを示す。

Ver.4.1はAlpair5v3で最適化されていないが、この音が出るとはビックリ!!!

当初、Alpair5v3の振動板面積に対してVer.4.1では大きすぎるのではと考えていたがユニットのストロークが長いことが効いてか充分な低域を出せたようだ。
低域に関しては、聴感上音楽を聴くには必要充分であり、軽く素直な低域が出る。

印象に残ったのは、Miles Davis(My funny valentine)出だしのセクションで、本当に鳥肌がたった。

 ユニットの世界も天才は突然出現するものです!!



Alpair5v3の特徴
Alpair5v3はダンパーレス構造で、可動部(軽量コーン+ボビン+ボイスコイル)をエッジのみで支える先端構造を採用している。又ボイスコイルにはレクタンギュラー(断面が長方形)を用いた超ハイコンプライアンス仕様となっている。


Alpair5v3 の仕様&T/Sパラメータ
スクリーンショット 2019-07-09 8.02.11.png


スクリーンショット 2019-07-06 22.49.57.png



FFT測定  
新品のAlpair5v3を持ち帰り、数日のエージングをおこない測定。
        
Alpair5v3 Ver.4.1  4.png
Alpair5v3 & Ver.4.1

測定では、120Hzより上はほぼマークオーデイオの発表値と同じであった。
エンクロージャーの効果が出ているのは80〜120Hzの帯域で比較的フラットな特性が出ている、この部分が音楽性に大きく影響する。
それ以下は、だら下がりであるが60Hzまで何とか頑張っている。このだら下がり特性は共鳴管・ATLでは珍しいことで、設計時に考える余地が残されている。
結果として80〜20000Hz ±4dbと読めるので脅威的にフラットなデータである。

8cm フルレンジとしては、チャンピオンデータに近いものが出てしまったが、音質とは直接関係はないと考えて貰うのが妥当であろう。何故かと言うとスイープ25sec. 1/3db octで測定したものでピークは平均化されてしまうのでこの様なFFTの結果となっている、又、音の立ち上りはコンピュータのFFTではレスポンスが悪いので、ハードのFFTが必要であるがそれでも充分早いと言えない。

 と言いつつ、聴感上の音質も良し・データも良しでは???

 Alpair5v3を手にして、浮き浮きの日々が続いている・・・


     Bye



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Alpair12pw&Ver.6.1 (ATL共鳴管)の調整/試聴 [ATL-Speaker]

2018/11/20

Alpair12pw&Ver.6.1 (ATL共鳴管)の調整/試聴

Alpair12pwを購入し3ヶ月エージングも終了したので、FFT測定とプチ試聴をした。


Alpair12pw後開口6cm 上開口10cm .png
Alpair12pw+TW4Silk & Ver.6.1(ATL共鳴管)のFFT

周波数特性
Alpair12pw+TW4Silkを8KHzで6dbカットが非常によくマッチンングするようで大満足!

当初気にかかっていた下膨れ(30〜60Hzが+5db)であるが、ポジション調整・背後開口部の調整で聴感上では大分軽減された。
本質的改善まで至っていないが、ここを平らにすると80〜200Hzの落ち込みが大きくなるので、対策を思案中である。

周波数特性は、30Hzから20KHzまで設計通りに順当に出ているので、まあ合格?



変更点
Alpair12pは若干高域が強かったので、ケーブルを純度の低い銅線を敢えて使用した。
Alpair12pwでは、ユニット特性にあわせた内部配線とスピーカーケーブル(BELDEN 8470)に変更し中高域特性の改善を図ってみた。 
音質的変化は、目を見張るものがあり音の立ち上がりが全帯域で全く変わった!

次にスピーカーの位置調整・周辺のスピーカー等も位置変更・背面にある調節口の変更を行い、ある程度の音質調整を行った。



プチ試聴
Miles Davis My Funny Valentine
出だしの軽く吹き抜けるような軽やかで甘い立ち上がり、徐々にMiles の本性が分かるような吹き方、ベース低域の伸びと音場感・・・一人満足!

Telemann: Tafelmusik [Disc 2]Pieter-Jan Belder: Musica Amphion
音源の位置関係がよく分かり、明快でエッジが立った素晴らしい録音である。
中高域中心の録音であるが、10人程度の室内楽でどの楽器も鮮明に録音されている。
このCDは、中高域の素性を知るテースティング用である。
当初から心配していたAlpair12pwの中高域であるが、レスポンスも非常に良好であった。

Pomp & Pipes! Dallas Wind Symphony
このCDの録音技術は超一流で超低域から高域までのダイナミックレンジはビックリであるが、低音の出ないシステムでは全く意味のない一枚である。
特に2曲目と9曲目は圧巻であるが、前スピーカーでは再生不能部があったが、今回は問題なく再生できた。
Alpair12pw&Ver.6.1が30Hz迄伸びているのも伊達ではない。



雑 感
Alpair12pwは、ストロークを長く取り低域を伸ばすことと比較的軽い紙コーンを使った、フルレンジ化したウーハーと考えている。FFT測定でもその結果が反映された特性で設計思想?と一致する。
このスピーカーの低域の伸びは素晴らしいものがあり、今迄聴こえなかった音があることに気付く。
Alpair12pwの高域(8kHz以上)は若干苦しいが、TW4Silkと組み合わせれば全く問題ない。又、紙コーンの良いところで微小入力にも良く反応する。

音質は共鳴管の特徴的なもので、全帯域で躍動的で軽やかな癖のない音である。
特に低域は大型ウーハー並の周波数特性を出し、このユニットの実行振動面積から考えられない軽く豊かな低域再生が可能となる。


 ・・・と一人ニンマリする爺であった・・・


              Bye!

      



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