Short horn speaker 集成材&湾曲ベニヤの選択 [ATL-Speaker]
2015/02/03
Short horn speaker 集成材&湾曲ベニヤの選択
素材・板厚の選択
前回のATLのShort horn speakerの設計に僅かな設変を加えたものをVer.5とした。
Ver.4で使用したパイン集成材とMDFで比較的良い結果を得たが、今回はMDFを使わず、前面板(2.5cm)・上下板(2.5cm)・側板(2cm)の集成材を使用することとした。
殆ど集成材での作成で、Ver.4のようなコストパフォーマンスは期待できないが、今回は素材重視で比較的重い響きの良いものを選んだつもりである。
集成材の寸法・枚数
1000×250×25mm×2 枚 ¥1,940×2=¥3,880-
1000 (カット200×4)×250×25mm×1枚 ¥1,940×1=¥1,940-
1000 (カット952)×200×20mm×4枚 ¥1,250×4=¥5,000-
総合計 ¥10,820+送料(¥4,000)=¥14,820
背板ベニヤの選択
断面積のExponentialカーブに合わせる為、背板を湾曲可能なベニヤとした。
1~4mm程度の湾曲ベニヤが販売されている。これを曲げて1.6cm厚まで積層させて作りたい。(下図の茶色部)
1.6cmと薄いように思えるが、強度的には、湾曲させることと面積も狭いことから、強度的に弱くないと考えている。
と言うことで、今回の製作では、現物合わせでベニヤを湾曲させる作業が一番の課題となる。
価格は未定だが、特別に高額になるとは思っていない。
小生の雑な性格からすると、ベニヤでこんな難しい曲面を作るのは逃げたかったが・・・
趣味の世界とは、こんなものか???
Punch
使用可能ユニット
TangBand W4-1337SDF、TangBand W4-927SE、Alpair7 MAOP、 Alpair7V3
今後、予算があれば PARC Audio DCU-F121W も考えている。
設計変更
シミュレーションを再度おこない、r2を3.2cmから3.5cmに僅かな変更をした。
シミュレーション後 L=95cm、r=9.5cm、r2=3.5cmとした時の断面積と共鳴管の設定。
前後方向は吸音材を無くし、左右にウレタンを貼る吸音材少なめの設計とした。
参考ホームページ
Acoustic transmission line(Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Acoustic_transmission_line
自作スピーカー設計プログラム
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/index.htm
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