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MacMini、筐体の振動対策 [MacMini]

2012/2/14

MacMini、筐体の振動対策
IMG_8095.png

前々から頭の隅にあったことだが・・・
MacMiniは裏蓋が足代わりなので、筐体を振動させ音に影響するのではと ・・・
そこで筐体振動のプチテストを行った。金属足(6mm銅製)をMacMiniの四隅下に置き、筐体の上にゴムシートを敷き、その上に鉛*を置いた。
最初は鉛1本 (1.25K)で試聴してみたが、変化を感じたので4本乗せた、これ以上は筐体が持ちそうも無いのでストップした。
又、ウレタンタイプのソフトクッション足も試したが、音は金属足の方が良かった。

結果として、音は裏蓋で直接置くよりも数段良く、筐体の振動も軽減されたと思われる。

一般論であるが振動対策の基本として、ラックは、内部損失が大きく重く振動しにくいものを用い、そこに収納されるプレーヤー・CD・アンプ等の周辺機器は、筐体等を振動させない工夫が必要である。
小生の経験談であるが、振動対策済みのCDプレーヤーでは、天板に鉛棒を置いても音が全く変化しない場合もあった。
ただ昨今のPC・BD・DVD等の筐体は、ペラペラで振動対策は皆無であり、PCオーディオ・AV機器等も振動対策が必要不可欠と感じた!!

PCオーディオも何でも重くすれば音が良くなる訳ではなく、個々の好みで妥協点を見つけカット&トライで調整する必要がある。

*鉛は、健康を害す物質であるので物干し用の収縮チューブをかけてある。



Audirvana Plusで対策後の試聴
Audirvana Plusの音は、素晴らしいが僅かに線の細さを感じていた。しかし MacMini の振動対策後は、ニュートラルで存在感豊かで力強い音であると感じている。

先ず聴いたのは、Miles Davis の Milestonesである。 古い録音であるが、トランペットが爽快で力強く気持ちよく吹き抜ける、又定位も非常に良い。
次に、Diana Krall のヴォーカルを聴いた、ライブ録音版で拍手の聞こえかた・声の臨場感が全く違う。女性ヴォーカルを次々に聴いたが、どれを聴いても分離が良く定位がハッキリして聴きやすく見通しが良い。
"セイシェル鳥の楽園" を聴いてみると、中域がより一層厚みを持ち存在感を増したことで、以前は波打ち際の音がシュワシュワと聞こえたが、音階を下げた感じで自然に聞こえる。又3次元的な表現力も一層現実味をおびてきた。
最後に、Spannungen: Live Recordings 1999-2006を聴くと、録音も素晴らしいが、今までに無かった力強い低域がでている、又分離が良いため個々の楽器が眼前にある感覚を持つ。
 次々に聞き込んでしまい時間が幾らあっても足りない!!


PCオーディオの場合も、筐体振動を抑えることが音質改善の第一歩であると感じた。

   昔にやった対策を現代でも強いられるとは、トホホ・・・


試聴CD
Melody Gardot Worrisome Heart, Diana Krall Love Scenes/When I look your eyes/All for you, Sophie Milman, セイシェル鳥の楽園, Miles Davis Milestones, Spannungen: Live Recordings 1999-2006, etc.


追 記
後日、MacMini用の足としてaudio-technicaのハイブリッド・インシュレーター(AT6099)を試し好結果を得た。
現在は、このインシュレーターと筐体上に鉛の組み合わせで使用している。



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